『我眼中的中国』

2019-05-05 16:37:58

河野洋平(日)著 靳成 訳

 

 昨年から、中国国家創新発展戦略研究会と中国外文出版発行事業局(中国国際出版集団)は、「中国を読み解く」というテーマを巡って各分野の専門家を招き、共同編さんした一般向けの理論的な書物『読懂中国』シリーズを次々に出版した。同書は同シリーズ第1弾の中で唯一の外国人専門家による著作だ。著者の日本国際貿易促進協会の河野洋平会長は、衆議院議長や自民党総裁などを歴任し、中日関係の研究者でもある。同書は中日関係の歴史的変遷を始点に、大量の史料に基づき、両国の外交における大きな出来事を巡って次のような観点を表明している。中日両国は互いに深い利害関係を有する隣国同士で、政治レベルだけではなく国民全体のレベルでも関係を改善する必要がある。21世紀に入り、中国の台頭に従って、中日関係もいっそう密接で重要になる。

(外文出版社 201812月 50元)

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