松岡栄志 著
著者は東京学芸大学の名誉教授であり、日中翻訳文化教育協会の会長を務めている。同書は、著者と中国とのかかわりをエッセースタイルでまとめたもの。40年にわたり、著者は仕事の関係で日本と中国を足繁く行き来し、中国の発展や変化の姿を、目の前でドキュメンタリー映画が上映されているかのように見つめてきた。同書では、著者が立ち会った改革開放の歴史を証言している。その他、当時の写真や切符、著者自身が描いたスケッチなどが散りばめられており、懐かしい風景や思い出が色鮮やかに蘇るだろう。(外文出版社 2019年3月 48元<中国語版> 68元<日本語版>)