中国植樹デー

2020-06-09 14:18:35

 

 今年初め、米国航空宇宙局(NASA)は次のように発表した。20年前と比べ、世界の「緑化」は進んでいる。この地球緑化を主導しているのは中国とインドであり、中国の植樹造林と両国の集約農業が世界の緑化面積の増加を推進している。このうち、中国の緑化拡大面積は世界全体の約4分の1を占め、中国が行った貢献のうち42%が植樹造林によるものだ。 

 中国は1979年に毎年312日を植樹デーに定めた。植樹デーによる呼び掛けの下、中国は奇跡の緑化を起こしている。現在に至るまで、中国の森林率は改革開放初期の12%から21.66%に増加し、森林蓄積量は865600万立方から1513700万立方に増加し、人工林の面積も世界トップとなった。陝西省と内蒙古自治区が境を接する地帯に位置するムウス(毛烏素)砂漠は世界初の緑化によって「消える砂漠」となる。

 今年は中国植樹デー創設40周年に当たり、これを記念して、中国郵政は植樹デー当日の312日に、『中国植樹デー』記念切手1枚を発売した。デザインは両手で持ち上げる緑の故郷が描かれている。これは皆が自らの手で植林し、生活環境改善のために貢献することや人類が地球環境を改善する大きな責任を担うことを示している。 

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