北京2022年冬季五輪-競技会場

2021-10-12 15:29:27


中国郵政は6月23日、「北京2022年冬季五輪-競技会場」の特別記念切手4枚1セットと小型シート1枚を発売した。絵柄はそれぞれ首鋼スキージャンプ台、国家水泳センター(カーリング競技場)、国家スキージャンプセンター、国家ボブスレー・リュージュセンターで、小型シートには国家スピードスケート館がデザインされている。

北京市石景山区にある首鋼スキージャンプ台は新設される競技会場のうち最初に完成したもので、北京市内唯一の雪上競技の会場でもある。2008年夏季五輪の水泳競技の会場・国家水泳センター「水立方」(ウォーターキューブ)は、改修工事を経て「氷立方」(アイスキューブ)に変身し、カーリングと車いすカーリングの競技会場として使われる。河北省張家口市崇礼競技エリアにある国家スキージャンプセンターは、スキージャンプとノルディック複合の競技会場として使用される。吉祥を象徴する中国の伝統的な縁起物「如意」に外観が似ていることから「雪如意」と呼ばれている。国家ボブスレー・リュージュセンターは延慶競技エリアにある。全長1975㍍のコースは山間部で龍のように曲がっており、中に世界初の360度回転コースも設けられる。北京市オリンピック森林公園にある国家スピードスケート館は22本のガラス製パネルに囲まれていることから「氷絲帯」(氷のリボン)と呼ばれている。小型シートは特殊な印刷技術で、紫外線照射時に輝かしい夜景が見える。また、国家スピードスケート館を描くためのインクに同館のガラス残材を入れて、氷のリボンの効果をうまく再現している。(中国郵政2021年6月23日発売)

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