東京に蘭州ラーメンの名店「金味徳」がオープン本場の味再現

2018-06-11 10:27:49

 

【新華社東京516日】「麺にスープのうまみがからんで、後を引くおいしさですね。また来たいです」と東京都練馬区から来た女性の山田さんは、「金味徳」の蘭州ラーメンが気に入ったようだ。

今年4月、蘭州ラーメンの名店「金味徳」が東京の六本木地区にオープンした。蘭州ラーメンブランドとして、昨年8月の「馬子禄牛肉麺」に続く日本の首都への出店だ。

蘭州ラーメンは蘭州牛肉麺とも呼ばれる、中国甘粛省蘭州地区の地元グルメだ。また「中国十大麺」の一つにも数えられる。「スープは澄んでさっぱり、肉は煮込んで味わい深く、麺は細くきめこまやか」という独特の風味と、「一清二白三紅四緑五黄(透明なスープ、真っ白な大根、ラー油の赤色、パクチー、ニンニクの芽の緑色、黄色く艶をおびた麺)」で国内のみならず世界のグルメから高く評価されている。 この店の責任者である侯嶼氏は、店では完全に中国の現地の味を元に蘭州ラーメン独特の味わいを再現しており、日本人向けの調整はしていないと説明している。

侯氏は中国にいた頃から蘭州ラーメンが大好きだったが、2001年に来日して以来ずっと食べられず、その味が忘れられなかった。日本人と日本にいる中国人に本場の蘭州ラーメンを味わってほしいとの思いで、侯氏は共同経営者の姜楠氏とともに、2016年から開店の準備を始め、調査研究のため何度も蘭州を訪れた。 老舗の「金味徳」を選んだ理由に話が及ぶと、侯氏は2010年に日本テレビで放送された番組を挙げた。著名タレントのイモトアヤコがはるばる中国の蘭州へ赴き、蘭州ラーメンの秘密を探るため、「金味徳」でその味を守る梁順倹氏に弟子入りする内容だった。番組放送後、「金味徳」ブランドの名声は日本に広く伝わった。

侯氏によると、「金味徳」は早くから日本で商標登録しており、世界の40以上の国地域で160を超えるチェーン店を展開し、国際化で先行して優位にある上、日本でも一定の人気の蓄積があるという。オープンから1カ月ほどになるが、毎日約350人から400人のお客が来店しており、その85%が日本人、15%が中国や欧米の観光客ということだ。リピーターも少なくないという。 山田さんは、日本のラーメンと比べると、蘭州ラーメンはよりもちもちしており、しかも好みで麺の太さや辛さを選べ、初めて食べたがとても口に合ったという。

将来について、侯氏は日本の蘭州ラーメン市場の成長へ期待を示し、支店を増やして中国の美食を日本に広めたいと意欲を語っている。

 

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