中国エイズ孤児の絵画が日本初展示

2018-12-19 09:06:08

 

香港NGO法人智行基金会と東京世田谷中央ロータリークラブ主催で、中国エイズ孤児の絵画を展示する「紅いパン」絵画展IN JAPANが、1211日から14日まで日中友好会館美術館で開催された。開会式には福田康夫元首相、宮本雄二元中国大使、漫画家の里中満智子大阪芸術大学教授、智行基金会設立者の杜聡議長、東京世田谷中央ロータリークラブの藍澤宝珠会長など、100人近くが出席した。 

 開幕式で福田元首相は「子供たちが困難を乗り越え人生に向き合うことで、将来の幸せを掴んでほしい」と述べ、両国の民間友好で慈善事業を盛り上げるよう呼びかけた。 

 杜議長は「エイズ孤児の援助方法は、教育や生活費の援助だけではない。孤児たちには絵を描くことで感情を表現し、夢を描き、自信を取り戻し、心身ともに健全に成長してほしい」と語った。(文=陳克、写真=木村雄太) 

 

人民中国インターネット版 20181219

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