「四海同春」芸術団が来日・福岡で初公演

2019-02-14 15:57:04

 

日本初公演を果たした「四海同春」アジア芸術団

212日夜、2019年の「文化中国四海同春」アジア芸術団の福岡初公演が行われた。本公演は中央民族歌舞団、中国歌劇舞劇院、解放軍文化芸術センター文芸部、大連京劇院、大連戦士紅星芸術団で構成され、歌舞、京劇、楽器演奏、雑技などの多彩な演目が繰り広げられた。有名歌手の雷佳など、多くのアーティストによる公演は、中国さながらの雰囲気を会場に届けた。

 

中国の有名歌手、雷佳も熱唱

雷佳は記者の取材に「日本公演のステージでは、観客のみなさんからいただいた拍手に真心を感じました。私が今年の春晩(大みそか特番)で歌った『和祖国在一起』のように、日本の華人華僑のみなさんもいつも祖国とともにあると感じました」と語った。

 

あいさつに登壇した何振良中国駐福岡総領事

何振良中国駐福岡総領事は、「本公演はこの10年来の福岡で初めて開催される、海外に住む華人華僑を慰問するハイグレードな公演であり、私たちを伝統文化や映像の世界に連れて行ってくれ、日本の人々への中国理解を促すプラットフォームだ」と語った。

「文化中国四海同春」アジア芸術団の許玉明団長は、「『四海同春』のプログラムはまず『選りすぐりのもの』、さらに新年の雰囲気と中国の雰囲気を兼ね備えることを選考基準にしています。過去数十年にわたり、私たちはこの『選りすぐり』にこだわってきましたから、公演内容についても、手を緩めたりレベルダウンしたりということは過去決してありませんでした」と内容の充実を語った。

公演は中国国務院僑務弁公室と中国全国帰国華僑連合会の主催、中国駐福岡総領事館の共催、九州中資企業協会と株式会社鳴鳳堂の協賛で行われ、九州地区の華僑華人団体や中国資本機構と従業員、留学生代表、県自治体の各部門、県議会、経済、文化、友好団体などの代表約700人が鑑賞に訪れた。(高越=文写真

 

 

 

 

 

 

 

人民中国インターネット版 2019214

関連文章
日中辞典: