習主席の返信を読んだPanda杯各受賞者の思い

2019-07-01 15:43:59

 

日中友好のために今後も尽力 小嶋心(東京学芸大学 教育学部3年) 

民間レベルで日中友好の絆を紡いできたPanda杯が、習主席の返信によって国家間の外交に影響するかもしれない更なる可能性を自覚しました。例年、Panda杯の参加者における中国への関心度の高さは千差万別です。しかし、中国滞在を通して行う現地の人との目と目を合わせた交流は、参加者の日中友好の意識を底上げし、帰国後の参加者全員の心の中に日中友好の架け橋となる決意を宿らせると感じます。習主席は手紙の中で、「両国人民の友好の未来は青年世代に託されている」と述べました。今後も発展し続けるPanda杯に関わる一青年として、この言葉を念頭に置き、日中友好のために尽力していきたいです。

若者の繋がりが国と国を繋ぐ 日暮美音(日本女子大学 人間社会学部文化学科2年)

習近平国家主席から中島さんへのお手紙を拝読させて頂きました。中島さんに当てられたメッセージであると同時に、日中の若者全体に対してのメッセージでもあると感じます。特に、お手紙の中の「両国人民の友好の未来は青年世代に託されている」という一文は、日頃中国語や中国文学、文化を学んでいる私にとって、自身に当てられた一文であるようにも感じられ、身が引き締まる思いでした。この手紙を日中の若者一人一人が読むことで、個々人がそれぞれの国の未来のために、自身が今何を貢献できるのかを改めて考えることになるでしょう。

日中の若者個々人の繋がりや、個人の小さな貢献が、国と国をつなぐ大きなものへ繋がって行くことを信じて疑いません。私自身もより一層学びに力を入れ、日中友好の礎を築く者の一員であり続けることができるよう努力し続けたいです。

草の根交流の効果を確信 山崎顕吾

日中交流活動をしている一日本人青年に対して、一国の首脳が日中の青年交流に望みを託して手紙で思いを伝えるということに、率直に感動しました。地道な草の根交流のうねりが実を結んでいることを実感しました。

歴史に新たな1ページ刻む 山本勝巳(団体職員)

一国のリーダーが一介の学生の声に耳を傾け、返信を下さった事。中島君が積み重ねてきた努力が評価された事。これこそ「中国夢」だと思いました。

6回のPanda杯が積み重ねてきた、日中若者の交流の歴史はまだ浅いかもしれない。しかし、確実に新たな1ページを刻み続けており、その中に自分も関われた事を誇りに思います。

交流事業への思い新たに 松坂茉留(佛教大学 中国学科)

私が初めてPanda杯全日本青年作文コンクールに応募したのは2014年で、16歳になったばっかりの時でした。それは日中関係がとても悪いと言われていた時期でもあります。それが5年経った今は日中青少年交流推進年となり、私と同じぐらいの世代の交流が盛んになってきています。私もこれまで以上に日中交流事業に力を注ぎ、一衣帯水の隣人間で相互理解を深め、より明るい未来を創り上げていきたいと思います。

文化への興味が交流の糸口 古川裕樹(観光業従業員)

習主席からお手紙を頂いたことを大変嬉しく思います。ありがとうございます。今、G20サミットで大阪にスポットライトが当たっていることは一人の関西人として喜ばしい限りです。これからの日中交流は私たち若者によって形づくられていくわけですね。日中のより良い関係の構築には、両国民一人一人の、相手国の言語や文化に対する尊敬、憧れの気持ちがキーワードになってくると思います。私は、現代中国の映画や音楽に興味があり、毎日、中国語を学習しながら、様々な資料を集めていますが、流石に中国の文化は奥深いです。飽きることがありません。中国語も日本語も漢字という共通の文字を用いて、互いの文化を背景に成り立っており、日中が切っても切れない関係にあることを日々痛感させられています。

中国の文化に興味を持つ若い世代の日本人が一層増え、これからの日中交流に役立つことを願っています。

人民中国インターネット版 2019629

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