7月1日、日本科学協会と中国教育国際交流協会は「図書寄贈プロジェクトの業務協力に関する覚書」の調印式を東京の日本財団ビルで行った。日本科学協会の大島美恵子会長、中国教育国際交流協会の劉利民会長と趙霊山秘書長、駐日本中国大使館の胡志平公使参事官などが調印式に臨んだ。

日本科学協会は1999年から中日友好を主目的とする「日中未来共創プロジェクト」を開始、中国の各大学への図書寄贈や作文コンクールなどで幅広く交流を行ってきた。図書寄贈プロジェクトでは、日本の出版社や大学などから収集した図書を、中国の各大学や研究機関の需要に応じて寄贈し、教育や研究に役立てることで、日本への理解を深めてもらうことを目的としている。この20年で75の大学と研究機関に向け、383万冊の書籍が寄贈された。（画像クレジット　人民中国）

人民中国インターネット版　2019年7月3日