駐日中国大使館は1月8日、東京で「2020年中国大使館・日中友好団体新年会」を開催した。日本政府、日中友好団体、中国の在日企業、華僑・華人代表ら各界人士800人近くが出席した。孔鉉佑駐日大使、若宮健嗣外務副大臣と、日本国際貿易促進協会の河野洋平会長、日中経済協会の宗岡正二会長、日中協会の野田毅会長、日中友好会館の宮本雄二会長代行、日中友好協会の宇都宮徳一郎副会長、日中文化交流協会の入江観副会長、日中友好議員連盟の海江田万里副会長ら日中友好7団体の代表が出席し、あいさつを述べた。
新年会であいさつする孔鉉佑大使 (写真・劉軍国/人民日報社)
孔鉉佑大使はあいさつの中で、2020年の中日関係を展望し、「2020年は中日両国と両国関係どちらにおいてもとても重要な年となります。習近平国家主席は春に日本を公式訪問する予定であり、中日関係は新たな時代を全面的に切り開く重要なチャンスを迎えようとしています。各界の友人がこの得難い歴史的チャンスを捉えて生かし、心を一つにして協力し、新たな一年に両国関係を新たな段階へと押し上げ、両国の友好交流と実務協力を推進し、新たな成果を上げていただきたい」と述べた。
あいさつする若宮健嗣外務副大臣 (写真・劉軍国/人民日報社)
若宮外務副大臣もまたあいさつの中で、「日本は今年も昨年の良い勢いを引き継ぎ、中国側と共に努力し、日中両国の各分野の交流と協力を力強く推進していきたい。2020年は『文化・スポーツ交流推進年』であり、日本は東京オリンピック・パラリンピックなどの重要なチャンスを生かし、以前よりもさらに大きな力をもって、両国民の間の交流を促進していきます」と述べた。
日中友好7団体は新年会の席上で、習主席の日本訪問を歓迎するメッセージを共同発表した。
そのメッセージは以下の通り。
日中友好7団体は、桜の咲く時期に、習近平中華人民共和国主席が国賓として来日されることを心から歓迎いたします。この度の来日が両国の長期にわたる安定発展の礎になることを願うものであります。
昨年秋、両国政府は日中ハイレベル人文交流協議メカニズム第一回会議に於いて、2020年を「日中文化スポーツ交流促進年」とし、また、2020年東京夏季オリンピック・パラリンピックと2022年北京冬季オリンピック・パラリンピックの開催を互いに支持するなどの重要な共通認識を得たことは、新時代の日中交流において新たな発展につながるものであり、子々孫々にわたる両国関係の礎になることを期待します。
人民中国インターネット版 2020年1月15日
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