孔鉉佑駐日大使「中日は地理的・文化的優位性を発揮し、より広範な人的・文化的交流の展開を」

2022-11-22 15:57:22

在日本中国大使館のサイトによると、孔鉉佑駐日大使は19日、東京の上野の森美術館を訪れ、東京展の開幕を前に「兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~」兵馬俑展を観覧し、中日双方の主催者からこれまでの巡回展と東京展の準備状況に関する説明を受けた。

孔大使は会場で「東京新聞」の取材に対し、「今年は中日国交正常化50周年にあたり、両国関係は重要な歴史的節目を迎えた。両国首脳はこのほど2国間会談を行い、新たな時代の要請にふさわしい建設的で安定した中日関係を構築するとの重要な共通認識を再度確認し、両国関係の今後の発展に向けて方向を指し示した。中日国交正常化50周年の重要な文化交流プロジェクトの一つとして、今回の兵馬俑展がより多くの日本の皆さんが中国の歴史と文化を理解するきっかけとなり、両国民の相互理解をさらに促進し、中日友好協力を深めることができると確信している。来年は『中日平和友好条約』締結45周年にあたる。双方が地理的な近さと文化的相似という優位性を引き続き発揮し、より広範な人的・文化的交流を展開し、民心の通じ合いを深めることを願っている」と述べた。

今回の巡回展は中日国交正常化50周年記念交流活動の一つで、東京新聞社、フジテレビジョン、陝西省文物局、陝西歴史博物館が共催し、計120余りの文化財の逸品が展示されている。同展は日本の京都、静岡、名古屋、東京で順に展示され、東京展は11月22日に開幕し、開催期間は2023年2月5日までとなっている。(編集AK)

「人民網日本語版」2022年11月21日

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