碁盤の上に火花が散る 第21回日中国際交流子供将棋大会

2017-12-18 09:31:30

・写真=黄沢西

 

北京日本クラブ、北京日本人学校、北京将棋クラブの共同主催による第21回日中国際交流子供将棋大会が1118日、北京日本人学校で盛大に行われた。中日両国の中小学生からなる56名もの子供達が日中混合7人ずつの8チームに参加し、団体トーナメント戦を繰り広げた。

21回日中国際交流子供将棋大会

試合中、あごづえをつき真剣な顔で考え込む子供もいれば、微笑みながら余裕しゃくしゃくでよそ見をしている子供もいた。両側で観戦する親たちは自分の子供を見守り、応援している。

 

  真剣な表情で試合に熱中する女の子                        微笑みながら対決を楽しんでいる子供達

しかも、今回の試合では、「大人の将棋コーナー」も設置されており、親たちに将棋体験のチャンスも与えられた。

大人の将棋コーナー

2時間ほどの熱戦を経て、三つの勝利チームが選び出された。見事に優勝した劉禹過さん(9歳)は、「2局目は負けましたが、すぐに落ち込んだ気持ちを切り替え、3局目では全力を出すことができました。(優勝するとは)本当に思っていませんでした」と興奮気味に話した。

 

優勝チーム

本大会は1997年から始まったもので、今年で21回目を迎えた。将棋大会を開催する目的について、北京将棋クラブの李民生さんは、将棋による交流を通して中日両国の子供の親睦を深めていきたいと語った。

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