日本の「九州・山口・沖縄地区中国語教育シンポジウム」が12月1日、福岡県の西南学院大学で開催され、この地区の教師20人近くが参加した。
同シンポジウムは三部で構成された。
第1部では日本の「五星賞」中国語教育推進会の葉言材幹事長が第14回「東京―北京フォーラム」と第5回「Panda杯全日本青年作文コンクール」の授賞式に出席した際の感想を述べるとともに、中日関係の新たなキーワード――「行穏致遠(穏やかに遠くまで進んでいく)」を紹介した。
第2部では陳振華先生が数学における日中対訳の問題について提起し、シンポジウム参加者たちは幅広く検討し、率直に意見を出し合い、白熱した議論が展開された。
第3部では「集団学習」として、参加者全員で『ニセ薬じゃない!(原題:我不是薬神)』という今年中国で最も話題になった感動映画を鑑賞した。会場の中からは時折すすり泣きが聞こえてきた。上映終了後、参加者たちは口々に自分の感想を述べた。中には目に涙をいっぱいためていた方もいた。この映画は最近の20数年の中では、めったにない「批判的リアリズム」の感動作品であると認められた。
「九州・山口・沖縄地区中国語教育シンポジウム」は2012年から始まり、今年で7年目。今回のシンポジウムは「五星賞」の中国語教育推進会と立命館アジア太平洋大学の孔子学院が共催したものである。