水生植物が織りなす絶景 湿地に響き渡る古い調べ

2018-01-26 17:25:25

 中国北方の湿地といえば、まず「白洋淀」を紹介しなければならない。白洋淀は中国華北地区で最大の淡水湖かつ有名な湿地自然保護区で、河北省保定市の安新県、容城県、雄安県の区域内に位置している。気候調節に極めて重要な役割を果たしているため、「華北の腎臓」ともたたえられる。環境の変化と人為的な干渉が異なる活力をそこに与え、名称も各段階の景観の違いによって変化してきた。昨年4月1日、河北雄安新区設立のニュースが発表されると、白洋淀は再度、全国的に注目されるようになった。

                   

 

 今月号の「美しい中国」では読者の皆さんに「北国の江南」と呼ばれる白洋淀を味わっていただく。ハスの花とアシの茂みの中で昔話に耳を傾け、「音楽 聖会」の洗礼によって文化伝承の力を感じ、人と自然が調和して共生する水域で未来の可能性を探る。

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