2013年、『人民中国』は創刊60周年の「還暦」を迎えた。当時の中日関係は国交正常化以来最大の困難に直面していたが、われわれは中日関係の発展に信念を失うことなく、かえっていっそう奮起し、60年間人民の友好に寄与してきた本誌の伝統を継承しながら、新たな歴史的状況下でそれを発揚するようになった。還暦を迎えての再出発は、不確定さの中で幕を開け、早くも5年がたった。『人民中国』はこの5年間の中国の奮闘と前進を目撃し、さらにこの5年間、目まぐるしく激変する国際環境の中で中日関係が次第に正常な発展の軌道に戻っていく過程を目撃した。われわれのチームもこの5年間で融合と革新によって新たな成長と発展を実現した。この容易ではなかった５年間で、共通の初心と使命によって、支局と本社の中日のスタッフはまさに運命共同体となった。全員『人民中国』を質の高く、歴史の検証に耐えられるメディアプラットホームにするために、肩を並べて奮闘し、さまざまな困難を乗り越え、内容を洗練し、形態を充実させ、交流のプラットホームを拡大した。この5年間の成果を振り返ると、どのメンバーも感慨深いものがある。今月号の特集では、本誌の中堅スタッフの視点を主軸とし、本誌の表紙写真を担当している佐渡多真子氏に寄稿していただき、読者に向けて彼らの成長と彼らの目に映る『人民中国』のこの5年間の変化を多層的に紹介したい。