Report 北京-東京友好都市締結40周年 民間から五輪へ 強まる絆
北京市の人民大会堂で1979年3月14日、北京市と東京都の友好都市関係の締結調印式が行われた。その翌日には、北京の各界から1000人余りが参加する盛大な祝賀会が開かれた上、中日両国は天壇公園に「中日友好の樹」としてヒマラヤスギ2本を植え友好都市締結を祝った。
東京は、北京が初めて国際友好都市を結んだ都市だ。今年、両都市は友好関係を結んで40周年を迎える。中日関係が正常な軌道に戻った現在、両都市の交流が中日友好事業に果たしてきた貢献を振り返り、各分野における今後のさらなる協力を展望していく。
Report 教育で振興、世界へ飛躍――南開大学創立100周年
今から150年余り前、はるか海を越えて欧州を視察した福沢諭吉は、「まず当面、日本が急ぎやらねばならぬことは、富国強兵であります。富国強兵の基本は、人物の養成にあります」と手紙に書き、教育による発展の道を歩み始めた。海を隔てた中国で、近代に各大学が歩んできた道も、国家や民族の運命と密接な関わりがあった。
人材を育てて国を救い、教育事業を興して国を強くすることを目的に、1919年、天津南部のくぼ地に南開大学が誕生した。今年10月17日、この大学は100歳の誕生日を迎える。
人民中国インターネット版 2019年9月30日