AIIB、初の対中投資プロジェクトを認可
2020-02-21 12:25:56
アジアインフラ投資銀行(AIIB)は11日、初の対中プロジェクトである天然ガス輸送パイプラインの建設を北京で進めることが認可されたと発表した。これはAIIB創設2年来、初の対中投資プロジェクトで、北京の大気改善に役立つものと見られる。
AIIBが発表した報告書によると、投資額2億5000万ドルに上るこの対中借款は510の村の21万675世帯に天然ガスを送るパイプラインの敷設などに用いられ、工事完成後、北京市の石炭使用量を毎年65万トン削減することができる。
このプロジェクトについて、AIIBの金立群総裁は「石炭使用量を削減するという中国政府の確約は人々の生活と環境の改善に役立つものだ。そこで、この投資プロジェクトを認可した」と説明した。
なお、この投資プロジェクトは2021年に完成する予定。
中国国際放送局日本語部より2017年12月11日