習主席とプーチン大統領が中露地方協力交流年開幕に祝辞

2020-02-21 12:25:18

 

習近平国家主席とロシアのプーチン大統領は7日、中露地方協力交流年の開幕式にそれぞれ祝辞を寄せた。新華社が伝えた。

習主席は、「地方は中国とロシアが全方位的な相互利益の協力を展開する上での重要なパワーだ。私とプーチン大統領は2018年から2019年にかけて中露地方協力交流年のイベントを開催することをともに決定し、この重大イベントが両国の地方協力の情熱をかき立て、双方の協力の潜在力を掘り起こし、より多くの地方、企業、国民が中ロ間の友好協力と共同発展事業に関わるようにし、中ロ関係の持続的で健全で安定的な発展のためにより力強い原動力を提供することを確信する」と述べた。

習主席は、「中ロ両国はどちらも国の発展と民族の復興をめぐり重要な時期にさしかかっており、発展の青写真には重なり合う部分が非常に多く、地方の協力でできることはたくさんある。両国の政府や各地方が密接な協力を進め、細やかに準備をすれば、中露地方協力交流年は中ロ関係の新たな注目点になり、中ロ関係の素晴らしい未来をともに作り出すものになると確信する」と強調した。

プーチン大統領は、「ロ中の全面的戦略的協力パートナーシップは急速に前進発展しており、双方の協力の範囲が拡大を続け、協力の内容がますます豊富になっている。地方の協力はロ中関係の重要な構成要素だ。双方は今後、地方協力交流年の枠組内で100件を超える活動を行い、それには投資推進会、貿易工業農業展覧会、シンポジウム、芸術祭、代表団の相互訪問などが含まれる。また両国の地方代表はペテルブルク国際経済フォーラム、東方経済フォーラム、ロシア-中国博覧会の枠組内で積極的に交流し接触することになる。ロ中地方協力交流年が、双方が各分野での豊富な成果を目指すイニシアティブを実行に移し、地方協力の極めて大きな潜在能力を十分に発揮する上でプラスになることを確信する」と述べた。

 

「人民網日本語版」201828

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