中国青海省、上半期の発電量23%増 クリーンエネルギーが増加

2020-02-21 12:23:53

 

【新華社西寧718日】中国青海省経済情報化委員会によると、今年上半期、青海全省の累計発電量は前年同期比2355%増の3573200万キロワット時となった。

その内、水力発電量は3902%増の2029300万キロワット時、火力発電は1089%減の708800万キロワット時、太陽光発電は1715%増の647800万キロワット時、風力発電は12314%増の187300万キロワット時だった。

同委員会電力処の関連責任者によると、今年5月以来、黄河の上流地域は降水量が十分で水力発電量が大幅に増加した。同時に、青海省はエネルギー構造の転換に取り組み、クリーンエネルギー発電を優先したため、火力発電がやや減少した一方、太陽光発電が持続的に上昇に転じ、発電量は安定的に増加した。

このほか、同省の今年上半期の全社会電力消費量は952%増の3616700万キロワット時だった。その内、第一次産業は1867%増の4600万キロワット時、第二次産業は923%増の325700万キロワット時、第三次産業は1115%増の205900万キロワット時、都市農村部住民の生活用電力消費量は1332%増の155500万キロワット時だった。

同省は長江、黄河と瀾滄江(らんそうこう)の源流地であり、水力資源が豊かで、太陽光エネルギーにも恵まれている。近年、青海は電源分布の合理化を図り、クリーンエネルギーの持続可能な発展を推進。現在、水力、風力、太陽光などクリーンエネルギー発電の割合は85%以上を占めている。

関連文章