第1回中国国際輸入博覧会の実り豊かな成果=中国商務部長

2020-02-21 12:23:02

 

115日から10日にかけて、第1回中国国際輸入博覧会(輸入博)が「新しい時代、未来を共有」をテーマに上海で開催された。今回の輸入博の特長と注目すべきポイントとは?人民日報が中国商務部の鐘山部長に独占インタビューを行った。

記者:2018年の4大ホームグラウンド外交の1つとして、輸入博は経済外交分野でどのような成果を上げたのか?

鐘山部長:輸入博は今年最大規模のホーム外交活動であり、中国の今年の4大ホーム外交は成功裏に終了し、中国の特色ある大国外交に花を添えた。

ホーム外交では中国の魅力が最大限に発揮される。16カ国の元首首脳、11カ国の王室代表、13カ国の国際機関の責任者が上海に集い、400名以上の外国政府高官が訪れた。中国の巨大な市場空間と希望に満ちた発展の未来図は多くの海外の「友人の輪」を引き寄せ、パートナーシップの経済的基盤を強固にした。輸入博の期間中には370以上のサポートイベントが実施され、科学技術文化観光教育などをめぐる経済貿易協力と民間交流イベントが積極的に展開され、異文化理解を促した。

記者:今回の輸入博の注目ポイントは?

鐘山部長:輸入博はタイムリーで、集客力も影響力も強い。出展国の範囲や展示面積、企業数、企業の質、バイヤー数、ゲストの数はいずれも予想を上回った。初めての開催で世界の10大見本市の1つに躍進し、輸入博は国際博覧会の歴史で初の試みを成功させた。

出展国は幅広く、第1回輸入博には合計で156の国と3つの地域、13の国際機関が参加した。うち、G20BRICS上海協力機構の加盟国は全て参加し、58の「一帯一路」沿線国と35の後発開発途上国(LDC)も参加した。出展企業は全て海外企業で、海外からのバイヤー数は6200人以上に上る。このように多くの国と企業が参加し、「世界を買い、世界を売る」を実現、輸入博は参加したゲストから「万国博覧会」と称賛された。

企業は「世界の一流」を展示した。企業も一流で、220社を超える世界500強企業や大手企業が出展。展示品も一流で、初めて発表された中国の展示品は5000点以上に上った。300以上の新製品と新技術が初めて発表され、世界各国の良質な特産品が一堂に会し、消費者の人気を集めた。環境も一流で、開催都市の上海は風光明媚な国際的大都市、会場は現代的要素と中国の特色を兼ね備えた世界最大のコンベンションセンターだ。サービスも一流で、都市総合保障もてなし交通などのサービスが行き届き、ボランティアサービスが中国の心と活力を示した。成果も一流で、130以上の国と地域の出展企業が契約を交わし、満足感を得て、国際市場を開拓した。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」20181119

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