数字がキーワード!改革開放40周年祝賀大会での習総書記重要談話

2020-02-21 12:22:54

 

改革開放40周年祝賀大会が本日午前10時に北京市の人民大会堂で開催され、習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)が出席し、重要談話を発表。習総書記は改革開放40年を振り返り、高い視点からその歩みを総括した。人民日報ではこの習総書記の重要談話から数字をキーワードに、以下のようにまとめた。

1つの「偉大な精神」:改革開放の精神

改革開放が作り上げた偉大な改革開放の精神は民族精神の内包を極めて豊かにし、現代の中国人民にとって最も鮮明な精神的な道しるべとなった。

3回の「偉大な飛躍」

40年間にわたり苗を育てる春の風雨のように、春に花が咲き、秋には実りを迎えるように、改革開放は中国と中華民族、中国人民の姿を、そして中国共産党の姿を劇的に変化させた。

中華民族は立ち上がり、豊かになり、そして強くなるという偉大な飛躍を迎えた。

中国の特色ある社会主義は誕生から発展へ、そして整備へと偉大な飛躍を迎えた。

中国人民は衣食に事欠く状態から小康(ややゆとりのある)富裕へと偉大な飛躍を迎えた。

3つの「一里塚」

中国共産党の建党と中華人民共和国の成立、改革開放と中国の特色ある社会主義事業の推進は、五四運動以来中国で生じた3つの大きな歴史的な出来事であり、近代以降の中華民族の偉大な復興の実現における3つの一里塚だ。

10の「終始」で改革開放40年の歩みを振り返る

40年にわたり、中国人民は10の事柄について「終始」堅持してきた。

「思想の解放」「実事求是」「時代に沿った進歩」「本質を求め実務に励む」を終始堅持した。

「経済建設を中心とする」ことを終始堅持した。

「中国の特色ある社会主義政治発展路線」を終始堅持した。

「社会主義先進文化の発展」を終始堅持した。

「発展における民生の保障と改善」を終始堅持した。

「環境保護と資源節約」を終始堅持した。

「軍の党による絶対的指導」を終始堅持した。

「祖国の平和統一という大事業の推進」を終始堅持した。

「独立自主の平和外交政策」を終始堅持した。

「党による指導の強化と改善」を終始堅持した。

3つの「十分な証明」

40年間にわたる実践は次の3つの事柄を十分に証明している。

中国共産党第11期中央委員会第3回全体会議から中国共産党が中国全土の各民族の人民を率いて切り拓いた中国の特色ある社会主義の路線、理論、制度、文化は完全に正しく、その形成した党の基本理論、基本路線、基本方策もまた完全に正しい。

中国の発展は、数多くの途上国に現代化に向かうための成功経験を提供し、明るい展望を示し、世界の平和と発展を促進する強大なパワーであり、人類文明の進歩に対する中華民族の重要な貢献である。

改革開放は党と人民が大きな歩みで時代に追いつくための重要な切り札であり、中国の特色ある社会主義を堅持し、発展させるうえで必ず通らなければならない道だ。また現代中国の命運を決定する鍵となる一手であり、奮闘目標「2つの百年」と中華民族の偉大な復興の実現を決定する鍵となる一手だ。

9つの「啓示」

改革開放40年の実践は、次の9つの事柄について啓示している。

中国共産党の指導は中国の特色ある社会主義の最も本質的な特徴であり、中国の特色ある社会主義制度の最大の優位性だ。

中国人民の幸福を図り、中華民族の復興を図ることは、中国共産党員の初志であり使命であり、改革開放の初志であり使命だ。

革新は改革開放の命となる。発展の実践には永遠に限りはなく、また思想の解放も永遠に限りはない。

方向が前途を決定し、道が命運を決定する。われわれは命運を自らの手中に掌握する必要がある。これには志を変えず、道を変えぬことが必要だ。

制度は党と国家の事業の発展に関係する根本的、全局的、安定的、長期的課題だ。

社会生産力を解き放ち、発展させ、社会主義国の総合的国力を増強することは、社会主義の本質的な要求であり根本的な任務だ。

開放は進歩をもたらし、閉鎖は必然的に立ち後れをもたらす。中国の発展は世界と切り離せず、世界の繁栄も中国を必要としている。

鉄を打つには自らが強固でなければならない。中国をしっかりと治める鍵となるのは党であり、党が党を管理し、全面的に厳格な党内統治を堅持することが鍵となる。

中国は大国であり、根本的問題を覆すような過ちが生じては決してならない。

9つの貴重な「経験」

改革開放40年におけるこの9つの「啓示」を鑑み、習総書記は次の9つの「堅持」を成し遂げなければならないと述べた。

全ての取り組みに対する党による指導を堅持し、党による指導を強化し、改善し続けなければならない。

人民を中心に据えた姿勢を堅持し、素晴らしい生活への人民のニーズを実現し続けなければならない。

マルクス主義の指導的地位を堅持し、実践を基礎とする理論革新を推進し続けなければならない。

中国の特色ある社会主義の道を堅持し、しかも中国の特色ある社会主義を堅持して発展させ続けなければならない。

中国の特色ある社会主義制度の整備と発展を堅持し、中国の制度的優位性を発揮し、増強し続けなければならない。

発展を最重要任務として堅持し、中国の総合国力を増強し続けなければならない。

開放拡大を堅持し、人類運命共同体の共同構築を後押しし続けなければならない。

全面的で厳格な党内統治を堅持し、党の創造力、結束力、戦力を高め続けなければならない。

弁証法的唯物論と史的唯物論の世界観と方法論を堅持し、改革発展安定の関係を正しく処理していかなければならない。

 

「人民網日本語版」20181218

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