中国の上半期の対外貿易は3.9%の伸び 電動自動車の輸出がほぼ倍増

2020-02-21 12:21:49

 

税関総署が12日発表したデータによると、今年上半期の中国の対外貿易輸出入総額は146700億元で、前年同期比3.9%増となった。なかでも電動自動車の輸出は91.9%増という著しい成長を遂げた。新華社が伝えた。

データによると、上半期における中国の輸出は6.1%増の79500億元、輸入は1.4%増の67200億元だった。貿易黒字は41.6%拡大し、12300億元だった。

輸出入品目から見ると、上半期において、中国の電気機械製品の輸出額は5.3%増の46300億元となり、中国の輸出総額の58.2%を占めている。このうち携帯型パソコンの輸出額は11.4%増、電動自動車の輸出額は91.9%増、太陽電池の輸出額は57.1%増となった。

貿易パートナーから見ると、中国はEUやアセアン諸国、日本といった主要な貿易パートナーに対する輸出入がいずれも成長した。具体的に見ると、上半期の中国の対EU輸出入総額は11.2%増の23千億元で、中国の対外貿易総額の15.7%を占めた。また対アセアン諸国との貿易総額は10.5%増の19800億元で、中国の対外貿易総額の13.5%、中日貿易総額は1.7%増の1300億元で、中国の対外貿易総額の7%を占めた。

データによると、中国は「一帯一路」(the Belt and Road)沿線国との対外貿易の発展が良好で、上半期の輸出入総額は9.7%増の42400億元で、対外貿易全体の伸び率は5.8ポイント上昇し、中国の対外貿易総額の28.9%を占め、その比重も1.5ポイント上昇した。なかでも中国はロシア(11.5%増)とサウジアラビア(34%増)、エジプト(11%増)の輸出入額がそれぞれ増加した。

またデータによると、上半期の中国の民間企業の輸出入額は11%増の61200億元で、中国の輸出入総額の41.7%を占め、前年同期より2.7ポイント上昇した。

「人民網日本語版」 2019713

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