首脳外交が舵取りをし、友好関係を拡大

2022-09-30 16:15:06

中共中央宣伝部は29日、新たな時代における中国の特色ある大国外交に焦点を当てた「中国のこの10年」記者会見を開いた。新華社が伝えた。

馬朝旭外交副部長(外務次官)は「過去10年間に習近平総書記は42回外遊し、その足跡は五大州の69ヶ国に及んだ。新型コロナウイルスのパンデミックの発生後、習総書記は積極的に『オンライン外交』を繰り広げ、外国の指導者や国際組織のトップと181回会談し、テレビ会議の形式で重要な外交行事に78回出席した」と説明した。

首脳外交が舵を取る形で、中国は全力を挙げて包括的・多層的・立体的な外交の布陣を敷いた。馬副部長は「我々は全体的に安定し、均衡的に発展する大国間関係の枠組みの構築を積極的に推し進めた。『親誠恵容』の理念及び近隣国と親しくし、近隣国をパートナーとする近隣外交方針に従い、近隣諸国との関係を深めた。正しい『義理』観と『真実親誠』の理念を堅持して数多くの発展途上国の団結と協力を強化し、協力メカニズム全体における全カバーを実現した」と述べた。

現時点で中国と国交のある国は181ヶ国にまで増え、中国は110余りの国家・地域組織とパートナーシップを結び、友好関係を拡大し、パートナーシップのネットワークは全世界をカバーしている。

中国共産党の対外活動は国の外交全体の重要部分を成す。中共中央対外連絡部の郭業洲副部長によると、中国共産党は世界の600以上の党や政治組織と様々な形で結びつきを保っている。国際・地域的な多角的政党対話に積極的に参加して、世界的な政党パートナーシップ・ネットワークを強固なものにすることで、世界的なパートナーシップ・ネットワークの整備に助力している。(編集NA)

「人民網日本語版」2022年9月30日

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