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5月号のおすすめ
新写稿
2017年5月5日発行
定価400円（本体370円）
 
特集 特集「一帯一路」で広がる 人類運命共同体の夢
生気に満ちた２本のベルト
文化の魅力が国々をつなぐ
新たな夢が未来を輝かせる
「リーダー」としての中国に望む 福田康夫（談）
共存」への新たな一歩に 山口廣秀（談）
Scope
中米首脳会談後の東アジア安全保障
４月６日から７日まで、習近平国家主席は米国のトランプ大統領とフロリダ州パームビーチにあるトランプ氏の別荘マール・ア・ラーゴで首脳会談を行った。トランプ氏が政権を握ってから、外部はその東アジア政策や後続の影響に関して種々の憶測を巡らせてきた。しかし今回の会談の結果を見ると、トランプ政権の対中国政策はすでに基本的道筋を確定しており、今後しばらくの間、東アジア地域には依然として各種の不安定要素があり、危機と緊張が出現するものの、中米協力は東アジア安定の重要な前提となり、両国協力はまた東アジア地域の危機管理を促進し、緊張情勢の緩和を推進する希望がある。
特集
「一帯一路」で広がる 人類運命共同体の夢
２０１３年９月から１０月にかけて、中国が世界に向けて「シルクロード経済ベルト」と「21世紀海上シルクロード」共同建設のイニシアチブを発表して以来、３年余りの時間のうちに、この沿線諸国・地区での協力展開を通じて、政治的相互信頼、経済的融合、文化的包容の人類運命共同体の理念が共同構築され、ますます多くの国家の同意と参与を勝ち取ってきた。人類史上において、中国に起源を持つ陸海の「シルクロード」はかつて、世界の経済・文化交流の橋渡し役として、人類文明の発展を推進した。現在、それらはまた新たな歴史の時期を迎え、中国のイニシアチブと沿線諸国の共同の努力の下、再び人類の発展と繁栄の夢を実現する二つの翼となっている。
report
平和の願いサクラに託して 無錫で「中日桜友誼林」30周年祝う
３月27日から４月２日まで、江蘇省無錫市で「２０１７無錫国際花見ウイーク」と「中日桜友誼林建設30周年記念活動」が開催された。上海から１３０㌔余り、中国五大淡水湖の一つに数えられる太湖に面した無錫は、日本人にもなじみが深い町だ。１９８０年代末に一世を風靡した歌謡曲『無錫旅情』を連想する読者も多いだろう。同曲がヒットしたころから現在まで、中日共同で大切に育てられてきたサクラの林が太湖のほとり、黿頭渚公園にある。今では１００種類、３万本という規模を誇る。中日国交正常化45周年の今年、この「中日桜友誼林」は30周年を迎えた。日本から約３００人のゲストを迎えて盛大に行われた交流イベントの様子をお伝えする。
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