7月号のおすすめ
2017年7月5日発行
2017年7月5日発行
定価400円(本体370円)
 
特集 特集 動き出した「一帯一路」建設
沿線3カ国の夢と期待をルポ
古い生産ラインを改造
中国人観光客が30%に
特恵借款でライトレール
工業パークが象徴的拠点
パイプラインで生活一変
寺子屋から中国語が......
老朽市場改修に中国資金
ウインウインへの選択肢
この4年近くの間、「一帯一路」建設の前向きな進展に伴い、多くの沿線諸国が「一帯一路」イニシアチブを呼びかける中国と共に各種の経済協力や人的・文化的交流のプロジェクトを展開している。協力・ウインウインを求め、人類運命共同体を打ち立てる「一帯一路」イニシアチブには一連の重大かつ喜ばしい成果が現れ始めている。それと同時に、参与国それぞれの経済レベルの違いと、国情や文化にも差異が存在することにより、「一帯一路」建設を具体的に実施する中で多くの困難や障害を克服する必要が出て来た。
先日、中国外文出版発行事業局(中国外文局)が組織した人民中国雑誌社の記者を含む「一帯一路」海外取材チームは、手分けしてベトナム、ベラルーシ、ミャンマーの3カ国へ「一帯一路」建設プロジェクトの現地取材へ向かった。今月号ではこれらプロジェクトの実際の運営状況と、現地の政府関係者、専門家、従業員、一般市民および海外駐在員として現地で働く中国人従業員の目に映る「一帯一路」を紹介する。
report
上海で内山書店100周年記念イベント
書籍がつなぐ友好のともしび
2017年5月26日、上海の四川北路と山陰路の交差点で、魯迅の一番上の孫の周令飛氏と内山書店の現社長の内山{まがき}籬氏が互いの手を握り合った。後ろには何の変哲もない中国工商銀行の建物。その外壁には魯迅と内山完造が肩を並べた銅板レリーフが掛かっている。この銀行の建物こそ、100年前に誕生した上海内山書店の旧跡だ。壁の石製プレートには、同書店の歴史が記されている。当時、この建物が魯迅と内山完造の10年近くに及んだ交友関係を見届けた。現在、それはさらに二つの家族の90年にわたる友情を見つめている。
美しい中国 湖南(下)張家界
奇峰が連なる地上の仙境 民族の生活支える吊脚楼
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