中国第11回全国美術展受賞優秀作品による 現代中国の美術
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世界のアートシーンが注目 中国現代美術の登竜門「全国美術展」受賞作が集結 |
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■展覧会名: | 中国第11回全国美術展受賞優秀作品による 現代中国の美術 |
■会 期: | 2011年1 月22日(土)~3月13日(日) |
前期:1月22日(土)~2月15日(火) |
後期:2月17日(木)~3月13日(日) |
■会 場: | 日中友好会館美術館 |
東京都文京区後楽1-5-3 |
最寄駅:飯田橋駅(JR総武線、東京メトロ有楽町線、東西線、南北線、都営大江戸線) |
■開館時間: | 10時~17時 |
■休 館 日: | 毎週水曜休館 |
■観 覧 料: | 大人400円(前・後期共通券:700円)、 |
学生200円(前・後期共通券:300円)、小学生以下無料 |
■主 催: | 財団法人日中友好会館、中国美術家協会 |
■展覧内容: | 中国第11回全国美術展の入賞作から選抜した作品84点を展示。 |
■イ ベ ン ト: | 2011年1月21日、22日に、来日した作家もしくは美術評論家によるギャラリートークを予定。 |
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中国では、5年に一度開催される「全国美術展」が、中国最高の規模と権威を誇る公募展として知られています。応募総数は5万点以上ですが入賞作は600点ほどという狭き門です。 「現代中国の美術」展は、第11回目にあたる「全国美術展」受賞作品の中から、さらに日本の学芸員が厳選した作品84点を展示する展覧会です。卓越した技術と、多用な展開をみせる中国現代美術をご紹介します。 |
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① | まるで写真と見間違うばかりのスーパーリアリズム(超写実主義) |
これは、中国美術界の特徴の一つです。本展でもこの特徴が活かされた作品が多数出展しています。 | |
『若夫婦』は、出稼ぎに来ている二人の、幼さが残りながらも強いまなざしが印象的な作品です。 | |
3世代14名の大家族の写真撮影の様子が等身大立体作品となっている『ハイ、チーズ』は、必見です。 |
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リー・ジエピン 「若夫婦」(中国画) |
リュウ・チン 「ハイチーズ!」(彫刻・合成樹脂) |
② | 伝統と現代の融合。現代中国の若者という題材が、中国画という伝統的な手法で描かれています。 |
『午前0時』にはパソコンや電話に没頭している若夫婦の姿が、『中国の記憶』には、 | |
若者と京劇やあやつり人形といった伝統文化が対比的に表現されています。 |
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チェン・ジー/ウー・シン 「午前0時」(中国画) |
ワン・レンホワ 「中国の記憶」(中国画) |
③ | 時事的な内容を反映するのは、5年に1度開催の展覧会ならではです。 |
『静寂の故郷』は、2008年5月12日四川省大地震をテーマに、記念碑的に描かれています。 | |
(*「第11回全国美術展」は2009年12月に北京で開催された。) | |
経済発展を影で支える労働者など、中国の現在のありのままの姿を描き出した作品にも注目してください。 |
ワン・シャオバオ 「静寂の故郷」(油彩画) |
ルー・チンロン 「兄弟」(水彩画) |
④ | 横7m80cmの大作油彩画を展示。 |
「村里」には、すでに失われた過去の懐かしい村祭りの風景が、7m80㎝の画面いっぱいに描かれています。 | |
その他にも、縦2mを超える作品が目白押しです。 | |
大きさだけはなく技術力の高さを伴う作品の数々からは、中国現代美術のスケールの大きさが伝わってきます。 |
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リン・セン「村里」(油彩画) |
⑤ | 今後の展開が期待される中国のアニメ作品が、「現代中国の美術」初出展! |
中国の剪紙(切紙)や水墨画の特徴を取り入れた中国ならではの作品4点を、会場内で放映します。 |
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ゼン・イーガン「飛びたいヒヨコ |
ドン・チャン「街」 |
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財団法人日中友好会館 文化事業部 |
〒112-0004 東京都文京区後楽1-5-3 |
Tel 03-3815-5085 Fax 03-3811-5263 |
E-mail:bunka@jcfc.or.jp |
『人民中国』愛読者に「現代中国の美術」招待券プレゼント 20組40枚 先着順 申し込み方法は、「日中友好会館 文化事業部 人民中国係」宛で、 FAX:03-3811-5263 もしくは、 e-mail: bunka@jcfc.or.jp まで、 氏名・郵便番号・住所・電話・「招待券希望」をご記入ください。 電話でのお申込み混乱を避けるため、控えさせていただきます。 |