清華大学生が鹿児島で友好を考える
鹿児島県、鹿児島市が主催する「日中友好親善事業」が11月1日から4日まで開催された。この事業で、鹿児島市の友好都市である中国湖南省長沙市政府の関係者7人や、北京・清華大学の教師と学生11人が鹿児島県に招かれ来日した。
11月2日、この事業の一環として「日中友好を語る鹿児島シンポジウム」が開催された。パネリストとして、鹿児島県の伊藤祐一郎知事、鹿児島市の森博幸、長沙市の陳献春副市長、清華大学日本研究センターの李廷江教授などが参加し、2012年の中日国交正常化40周年、長沙・鹿児島友好都市締結30周年に向けて、人的交流の促進や観光を促す交通ネットワークの充実など、今後の協力事業のさらなる展開について合意した。
その後、中国から訪れた人々は鹿児島県の魅力を体験し、中日友好交流ゆかりの地などを見学したほか、鹿児島県、鹿児島市の関係者や鹿児島県大学の学生たちとも積極的に交流した。清華大学の学生たちは「日本の先進的な技術と伝統的な文化をともに体験して視野を広げた。これから日本の若者ともっと交流したい」と感想を述べていた。
人民中国インターネット版 2011年11月24日