宅经济
[オタク経済]
「宅」は本誌2009年4月号「中国語新辞苑」の欄で紹介したように日本語の「オタク」から派生した言葉。それが、今ではネットを使って在宅勤務、在宅ビジネス・ショッピングに広がっている。「宅経済」もそのひとつで、台湾から流行し始め、金融危機の影響で、多くのIT産業の社員がレイオフやリストラを強いられ、やむを得ず家に閉じこもってゲームやDVDで時間をつぶし、買い物もネットで済ませるようになった。こうした「オタク経済」の急成長は、人々の生活と仕事のスタイルを変え、また、関連産業の発展を促進した。例えば、ネット広告やオンラインゲーム、コミュニティーサイト、電子商取引、第三者電子決済や宅配などだ。
人民中国インターネット版