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『壹読』あなたの知らない人類宿命の遺伝子

 

2015年1月1日

  甘いものを食べると太りやすいことを知っているのにやめられない。ゴシップや絵空事が好き。これらの改められない習慣は、いずれも実は古代からのもので、祖先から受け継がれてきた遺伝子に組み込まれている。甘い物好きは病気ではなく遺伝子で、これは採集生活をしていた祖先の飲食習慣に関係している。当時、草原や森林で生活していたため、高カロリーの甘いものなどはめったに手に入らなかった。唯一あるのは熟した果物だったが、いつもあるわけではなかったので、非常に魅力的だった。ゴシップはそれを通して部落の人たちの生活状況や人間関係を深く理解することができるため、生存と安定に役立たせることができた。虚構の物語──絵空事は人類の創造力を育てた。より重要なのは「共に」想像することで、共通の目標を実現させるために協力し、部落の規模を拡大させるようになった。また、それによって人類も絶えず進化を続けてきたのである。

 

人民中国インターネット版 2015年2月

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