People's China
現在位置: コラムメディア話題

『三聯生活週刊』古いシルクロードの再起

 

2015年11月30日

 「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」はすでに中国の最も重要な中長期発展戦略となっている。世界第2の経済体となった中国と世界の関係には変化が生じている。中国はグローバル化に受動的に参与するのではなく、「一帯一路」をきっかけに世界のリバランス(再均衡)を進めているのだ。研究者は、世界が抱える、日一日と増大する需要とグローバル化供給の立ち遅れという矛盾は、まさに中国が「一帯一路」を発展させる原動力だと考えている。「一帯一路」は海外への直接投資を増加させ、海外市場を開拓するだけでなく、製品の輸出を拡大して過剰な生産能力を吸収するものであるという。さらに、これによって中国の長期的利益につながる国際貿易・通貨システムを構築できるとしている。また、「一帯一路」の最も重要なパートナーと受益者はいずれも周辺国であり、その協力過程において、新型の国家関係が構築されるものと見ている。

 

人民中国インターネット版 2016年1月

同コラムの最新記事
『三聯生活週刊』古いシルクロードの再起
『南風窓』新型経済発展推進力を探る
『中国新聞週刊』「石焼ビビンバ」という新たな思考法
『中国新聞週刊』チベット:魂の奥
『瞭望東方週刊』大国関係の新しい未来