People's China
現在位置: コラムメディア話題

『財経』「メード・イン・チャイナ」を
グレードアップするために

 

2015年9月7日

 2010年の中国の製造業生産額が全世界のそれに占める割合は、米国の18.2%を上回る19.4%となっており、中国は文字通り世界一の製造大国だ。しかし、クリエーティブ能力が弱く、コア技術とハイテク設備の輸入依存度が高いため、モデル転換とグレードアップが迫られている。そして、グレードアップのカギは技術的ボトルネックを突破することにある。政府は、各科学技術革新機構と企業をより強く適切に結び付けるため、政策と資金面で支援しなければならない。また、科学研究チームは、産業界に共通する課題についての研究を多く繰り広げ、直接応用できるような研究成果を多く出すべきだ。そのほか、企業の技術革新における優位性を強化し、市場が技術研究の開発方向を誘導する役割を十分に発揮し、企業の基礎研究への意欲を呼び起こすべきだ。

 

人民中国インターネット版 2015年10月

同コラムの最新記事
『三聯生活週刊』古いシルクロードの再起
『南風窓』新型経済発展推進力を探る
『中国新聞週刊』「石焼ビビンバ」という新たな思考法
『中国新聞週刊』チベット:魂の奥
『瞭望東方週刊』大国関係の新しい未来