『五色炫曜──南昌前漢海昏侯国の考古成果展』
2011年、江西省南昌市で前漢(紀元前206~前8年)時期に造られた海昏侯墓が発見された。墓主は前漢第9代の皇帝で在位27日で品行不良を理由に廃され、海昏侯に落とされた劉賀(紀元前92~前59年)。同墓は中国でこれまでに発見された前漢時代の諸侯王墓の中で最も保存状態が良く、機能や配置がはっきりしており、完全な構造を持ち祭祀法に則って造営されている。昨年までに大量の金器、青銅器、玉器、漆器と竹簡・木簡など1万点余りの各種文化財が発掘されており、「2015年中国6大考古学新発見」にも選出された。
展覧会には初公開のものを含む441点の貴重な出土品が展示されている。5年間に及ぶ発掘調査の成果が示されており、前漢時代の位の高い貴族のぜいたくな生活が生き生きと再現されている。
時間:開催中~6月2日 9:00~17:00(月曜休館)
会場:首都博物館(北京市西城区復興門外大街16号)
料金:無料 但し前日までに電話およびネットでの予約が必要
電話:63393339 (9:00~17:00) URL:http://www.capitalmuseum.org.cn/zjsb/pwfw.htm
人民中国インターネット版 2016年4月