英語で「CHINA」(チャイナ)と言えば陶磁器のことである。それほど中国と焼き物は、切っても切れない縁で結ばれている。
中でも日本や欧米で知られているのが景徳鎮。千年も続いてきたこの窯から、数限りない名品が世に出てきた。
その景徳鎮が、市場経済化の波の中で、大きく変容している。国有企業の独占が打破され、多くの民営企業が育ってきた。伝統的な技法に加えて新しい技法が導入され、より売れる商品、斬新なデザインを追求している。
景徳鎮の変容は、改革・開放の道をひた走る現代中国の縮図でもある。(文=王浩 写真=馮進)
その1 市場経済で活気づく陶磁器の都市
その2 新世紀に挑む現代の名工たち
その3 中国陶磁器の魅力と景徳鎮の将来
人民中国インターネット版
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