アバ(阿バ)・チベット族チャン族自治州は、四川省の西北部、青海・チベット高原の東側に位置している。面積8万4000平方キロ、人口は約85万人。
ここには中国では二番目に大きい草原があり、30万ヘクタールにおよぶ国の高原沼沢湿地保護区がある。また、千キロを超す峡谷、30以上の海抜5000メートルを超す雪山、標高の低い山地に形成された珍しい氷河もある。
中国の二大文化の揺り籠といわれる黄河と長江が、まるで肩が擦れ合うようにここを流れている。豊かで、濃厚なチベット族の文化やチャン族の文化は、限りなく魅力に富んでいる。
近年、このアバと、世界遺産に指定されて有名になった九寨溝、四川省の省都・成都、古代の灌漑施設の都江堰などを含む一帯に、「大九寨国際観光区」が設立された。ここを、自然と少数民族文化が保護されている国際的な観光地帯にする計画だ。
アバ州政府と大九寨管理委員会の協力で、カメラを担いで、まだ外部の人が訪れることの稀な秘境、アバを歩いた。(劉世昭=文・写真)
その1 伝統が息づく チベット族の踊り
その2 資 料
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