中国の内陸部、長江に面した重慶は、人口3200万人。世界で人口がもっとも多い巨大都市である。
8年前に中国第4の直轄市になってから、経済の発展は目覚しい。
2000年に中国政府が「西部大開発」の発展戦略を打ち出して以来、その牽引車の役割を果たしている。
外資が次々にやってきて国際化が進み、今年10月には第4回アジア・太平洋市長サミットが重慶で開催される。
しかし、巨大な人口圧力、経済基盤の弱さ、交通の不便さなど、この都市の抱える問題もまた多い。
その中で、人々は毎日を懸命に生きている。
激しく変わり行く重慶の素顔を紹介する。(王浩=文 魯忠民=写真)
その1 「棒棒軍」が支える市民の生活
その2 水運が物流の中心に
その3 大きな都市とりまく大きな農村
その4 変わる庶民の暮らし
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