北京には天安門で交差する2本の軸がある。1つは、南の永定門からオリンピック公園まで続く中軸線。そしてもう1つは、天安門を中心に東西に延びる長安街だ。
中国を代表する大通りの長安街は「百里長街」「神州第一街」とも称され、現在は東の通州から西の石景山までの約42キロを結ぶ。
解放前には3.7キロほどの短い通りだったが、新中国成立後間もなくスタートした拡張プロジェクトにより、時代の節目節目で飛躍的な変貌を遂げた。
新中国の発展とともに成長を続ける長安街。今一度、その歴史をひもときながら、建国60年の軌跡を展望しよう。
その1 東西をつなぐ大動脈へ 東単—西単
その2 新中国建設の意気込み示す 建国門—復興門
その3 「改革・開放」とともに変貌 大北窯—公主墳
その4 ますます拡大する通勤圏 通州—石景山
(王浩 張春侠=文 魯忠民 劉世昭=写真)
人民中国インターネット版 2009年3月1日
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