●桟橋
桟橋は旧市街の青島湾に位置している青島の最も有名な観光スポットで、青島市のシンボルとも呼ばれています。青島ビールのラベルマークも桟橋の絵を使っています。桟橋の建設は1891年(光緒17年)から始まりました。当時の清朝政府は軍需物資の運送のため,この桟橋を埠頭として建設しました。中国海軍の創始者李鴻章に桟橋と命名されています。1897年、ドイツの占領後は軍用埠頭として使用され、ドイツ軍は桟橋をさらに沖合へと延ばして全長は350米となりました。1931年、当時の国民党政府がまた改修して、先端に中国伝統風格の回瀾閣を建造しました、1933年には総延長440米、幅10米となったのです。桟橋とつながっているのは青島のもっとも人気な繁華街―中山路です。桟橋から小青島の白い灯台と中国海軍博物館の軍艦が見られます。