劉永好 “新五農”概念は農村の発展に新しい思考の道を提供する
劉永好 “新五農”概念は農村の発展に新しい思考の道を提供する
文・写真=王丹丹
「三農問題」は依然として両会の代表がもっとも関心を寄せる問題の一つである。
全国政治協商委員、新希望集団董事長、劉永好氏は、“新五農”の概念を初めて提案し、それは農業、農村、農民に、二つの企業、つまり農企(農業企業)と農社(農村専業合作社)を加えたものである。
劉永好委員は、現在、三農(農業、農村、農民)問題の解決には大きな進歩がみられ、農民の収入は大幅に上昇し、農村の都市化建設、農民の収入、農村規模の発展のすべてに相応の進歩がみられる。けれど、都市に比較すると、農村の発展速度はやはり遅いものがある。
劉永好委員は、農業企業の発展を重視し、農民を徐々に大きく取り組ませるべきである、とする。現在「農村専業合作社法」はすでに発布されており、農村合作社は大量に成立している。例えばトウモロコシ種子合作社、養豚合作社、養鶏合作社、柑橘合作社などである。これらの合作社は、農民たちが自分たちの意思に基づいて専業区分したものであり、国家の支持の基の市場化合作であり、マーケットへの有効的なアクセスである。
劉永好委員は、三農問題の解決には、新しい突破口を探すべきであるとしている。ゆえに劉委員は、農村建設に対する新しい思考方法として、“新五農”の概念を提出している。
人民中国インターネット版 2010年3月5日