上海万博 寒気到来で入場者数に「急ブレーキ」
24日に「7千万の大台」を突破し、万博 159年の史上最高入場者数を更新した翌25日、上海万博の入場者数に急ブレーキがかかった。同日午後8時の時点で1日の入場者数はわずか 31万4千人にとどまり、10日間続いた1日60万人以上の「爆発的神話」がとぎれた。
この日は今秋に入り最も強い寒気が上海に到来、会場は非常に冷え込み、場内の温度は15℃前後、メインストリートでは寒風の吹きすさむ中、肩を寄せ合う観光客の姿があちらこちらでみられた。
記者が午前 10時頃に会場入りすると、気象台の予報通りの寒さに加え、爆発的入場ブームにかげりが感じられた。万博センターの外を走る世博大道線、世博越江線の各シャトルバス乗り場ではバスを待つ観光客は少なく、長蛇の行列も見られなかった。
25日は上海万博最終段階の指定日入場の初日で、平日入場券を持つ観光客は直接入場はできないが、会場の販売窓口で20-40 元の差額を支払うことで、25日から最終日である31日までの指定日入場券を購入することができる。
「人民網日本語版」 2010年10月26日