9日、北京で辛亥革命100周年を記念する大会が開かれ、中国の胡錦涛国家主席がこの大会で行った演説は、様々な民間人に強い反響を引き起こした。彼らは、「辛亥革命の精神を継承発揚し、時代の進歩という大きな流れの中で、中華民族の偉大な復興の実現に努力していく」とそれぞれ表明した。
辛亥革命の名将李烈鈞の孫である李季平さんは上海で、テレビ中継で胡主席の講演を聞いた後、「豊かで強い統一国家を建設することが、孫文ら革命先駆者たちの遺志だった。自分は辛亥革命の指導者の子孫として、先達たちの遺志をしかっりと受け継ぎ、この演説の精神に導かれて、国家の発展と建設に積極的に身を投じたい」と語った。
また、北京大学外国語学部の3年生・楊亜晨さんは、「北京大学の教師と学生は、歴史的に辛亥革命の精神を継承発揚してきた伝統がある。私たちは、『中華民族振興のためにたゆまぬ努力をする』との辛亥革命烈士の精神を学習し、引き続き団結奮闘して、中華民族の偉大な復興を一日も早く実現するため絶えず努力していきたい」と述べた。
また、本籍が台湾・高雄にある上海の青年・林麗萍さんは、「胡主席は講演で、再び『平和統一』の理念を強調した。ここ数年来、両岸関係が平和発展の段階に入るに伴い、『平和統一』は逆転できない勢いになっている。中華民族の復興は、台湾海峡両岸の人々が共に関心を寄せ、共に努力する目標となって、両岸同胞の心をつないでいると言える」と述べた。
「中国国際放送局日本語部」より 2011年10月10日
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