まもなく開幕する第11期全国人民代表大会(全人代)第5回会議だが、会議に参加する謝子龍さんは最近特に忙しい。薬品流通業唯一の全人代代表として、医薬、医療制度改革、医療保険は彼が最も熟知し、もっとも関心を持つ民生問題だ。第一線からの本当の提案をするために、彼は連日各医療保険組織、医療機構などを回り、患者を訪ねて、都市と農村の医療保障制度の実施状況について調査・研究を進めている。
調査・研究の過程で、謝子龍さんが強烈に感じたのは、地方政府にしろ住民医療保険管理取扱い部門にしろ、都市と農村住民医療保険の分割管理の問題にはさまざまな意見があるということだ。「保険に参加する住民には、都市部住民医療保険、新型農村合作医療(新農合)という2つの基本的医療保険制度整合の要望が非常に強く、特に農村住民は都市部住民と同等の医療待遇を希望しています」と説明する謝子龍さんは、すべての調査・研究結果から提案をまとめ、大会に提出するという。 (ソース=中新ネット)
人民中国インターネット版 2012年3月2日 |