全国政協委員で、天津市美術家協会副主席の王書平さんは、長く全国的な保障性住宅建設に関心を持ってきた。第11期全国政協第5回会議に参加するにあたって、保障性住宅建設に関する問題をいかに解決するかについての提案を準備している。すでに、いかに科学的に建設場所選びをするか、いかに有効に賃料を下げるか、いかに農民工の選択権を拡大できるかなどの問題について現場で深く研究・調査を続けてきた。賃貸住宅に住む家庭、不動産業者や管理会社を訪ね歩き意見を聞き、その上で提案をまとめているのだ。2月28日、王さんは北京市遠洋沁山水の公租房(公共租賃房=中低所得者向け賃貸住宅)地区を実地調査した。(ソース=新華社)
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北京市遠洋沁山水の公租房地区を訪れ、住民の石連瑞さんに聞き取りを行い、意見を求めた。今年の春節前に入居した石さん夫婦は、賃貸料金などについて意見を出し、王さんが辞去する際にはしっかりと手を握り、ぜひ会議で検討してほしいと述べた |
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王さんは移動のクルマの中でも関係資料を広げて研究に余念がない |
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王さん(右)はこの地区の管理室で責任者にも取材を行った |
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公租房に住む石さんに聞き取り調査を行なう王さん(左) |
人民中国インターネット版 2012年3月4日
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