経済発展の継続、人口の絶え間ない増加、加速する都市化といった状況のもと、いかに我が国の環境の安全を守るかが「両会」の代表と委員たちが注目する焦点となっている。
全国政協委員、環境保護部副部長呉暁青は、粗放型の経済成長モデルから、生態環境の受容能力を基礎とし、自然のルールに従うことを核心とし、人と自然の調和を実現しなくてはならない、と語った。
全国人民代表大会環境資源委員会副主任委員汪紀戎代表は、環境と発展のウィンウィンを堅持し、経済と環境の融合観を持たなくてはならない。また、生態環境の維持と改善を経済と社会のすべての活動の基本ルール、一人ひとりの行動ルールとすべきだ、と述べた。
全国政協委員王書平は、有効で、的確に対応した、国情にあった環境安全法規を制定し、環境汚染の突発事故に対する応急機構を常態化させた管理とすべきだと呼びかけた。
中国致公党中央は、『我国の環境リスクへの総合抑制と管理の強化』を提案し、環境事故の跡地など、環境リスクの高い区域に対し、環境クオリティと人々の健康モニタリングシステムを形成することを提案している。(ソース=新華網)
人民中国インターネット版 2012年3月4日
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