胡錦濤国家主席と賈慶林全国政協主席は4日、全国政協の医薬・医療衛生界と社会福祉・社会保障界の委員による合同討論に参加した。胡主席は「政府の主導的役割を十分に発揮し、人民にとって最も関心のある、最も直接的かつ最も現実的な利益の問題をより良く解決する。一方で、社会の参与作用を十分に発揮し、貧困救済、弱者や障害者の扶助という中華民族の伝統的美徳を大いに発揚するよう社会の力を誘導し、支持する」と述べた。
胡主席は「医薬・医療衛生体制改革を踏み込んで推進し、中国の国情に沿った基本医療・衛生制度を柱に、全民医療保障システムの整備の加速、基本薬品制度と末端医療衛生機関運営の新体制の整備、公共病院改革の推進に尽力しなければならない。都市部と農村部の全住民をカバーする社会保障システムの整備を加速し、社会保険、社会救助、社会福祉をしっかりと行い、基本的養老、最低生活保障制度を整備し、社会保障事業の持続可能な発展を促さなければならない」と指摘した。
呉邦国、賈慶林、李長春、習近平、李克強、賀国強、周永康の各氏も各々グループ討論に参加した。
「人民網日本語版」 2012年3月5日
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