香港特別行政区全国政協委員:何志平
われわれには文化運搬者が必要だ。米国人に米国の基本的価値観は何かと問えば、民主や自由を口にするだろう。米国の精神は何かと問えば、リンカーンやワシントン、さらには彼らの創造したスーパーマンやスパイダーマンを挙げるだろう。われわれ中国の精神は何か?多くの人ははっきり言えないだろう。私は雷鋒がわれわれの文化運搬者だと思う。雷鋒は普通の人間だ。あるいは彼が自分で言ったように「ねじ」であり、一滴の水だ。だが彼は自分の持ち場を守り、自己を用いて集団に奉仕したのだ。人民日報海外版が伝えた。
今日、雷鋒はもはや単なる一兵卒ではない。おそらくユニフォームを着た「劉翔」であり、ピアノを弾く「朗朗」であり、街を歩く大学生であり、人民大会堂に座る政協委員であり、われわれ10数億中国人の中の1人なのだ。雷鋒はわれわれに1つの座標を与えてくれた。われわれは雷鋒精神の代表者、行動者となり、中国文化の基本的価値観を世界に紹介し、推奨することができる。
雷鋒(1940-1962)は中国人なら誰もが知る、誠心誠意人民に奉仕した模範だ。中国人民解放軍の普通の兵士である彼は、短い生涯の間に無数の人を助けた。毛沢東主席は1963年3月5日に「雷鋒同志に学ぼう」と直筆で記し、同日を「雷鋒に学ぶ日」と定めた。
「人民網日本語版」 2012年3月5日
|