第11期全国人民代表大会第5回会議の記者会見が3月5日午後3時、メディアセンターで行われ、国家発展改革委員会の張平主任が「経済情勢とマクロ調整」について国内外の記者の質問に答えた。
『経済日報』記者の今年の民生面の資金投下についての質問に答えた際、次のように述べた。
今年の中央予算内投資は4026億元で、前年より200億元増加した。投資の重点と分野は次のとおり。住宅保障プロジェクト690億元。水利、農業・農村の民生関連プロジェクトと設備の建設などを含む「三農(農業、農村、農民)」1400億元超。教育・衛生などの社会事業480億元超。省エネ、環境保護、生態建設480億元超。西部地域の重大インフラなどを含む交通・エネルギーなどの重大インフラ建設240億元超。戦略的新興産業の発展を含む自主革新、構造調整、技術改造など290億元超。これが今年の中央予算の主な投資先である。
これらの数字から、中央予算内投資の重点は民生関連に置かれていることがわかる。民生関連プロジェクトへの投資は全体の約3分の2を占める。もちろん、西部地域、特にチベット自治区、新疆、4省のチベット族居住地域および貧困地域、少数民族地域、辺境地域などに対しても重点的な支援を行った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年3月5日
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