今年の「両会」において、全人代代表、北京市海淀区人民法院副院長宋魚水は、交通事故における社会の救済基金制度の完備に関する議案以外に、北京の中学生たちの複数の提案を携えて参加した。それらは、公用自転車の使用の拡大、校外の食品安全管理の強化、社会の企業などが中小学生を受け入れ、職業体験を行う、などである。
「子供たちは身近なよく知る問題に目をとめ、深く調査し、詳細に分析したのち解決の方法を提出しており、それは、まさにしっかりとした提案であり、代表たちが学ぶに値するものである」と述べ、現代の青少年たちの民主的政治生活へ参加の情熱であり、社会に対する高い責任感である、と指摘した。
長期にわたり、未成年の教育問題に注目してきた宋魚水は「1人ひとりの子どもはみな優秀であり、より多くの教職者と学校が教育法に注意し、成績が普通、あるいはかなり劣る生徒についても放棄せず、すべての生徒をよく教育し、社会人としてふさわしい人間に育てるべきだ」と述べた。
人民中国インターネット版 2012年3月6日
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