文・写真=孫雅甜
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発言している劉古昌 |
第11期全国人民代表大会第5回会議が2012年3月5日午前9時に、北京の人民大会堂で開幕した。国務院総理の温家宝は、大会で政府活動報告を行った。午後3時、政協委員たちは政府活動報告に対して討論を行った。
政協第11期全国委員会常務委員で駐ロシア連邦特命全権大使である劉古昌は、政府活動報告のなかの新しい1年の外交業務の陳述で、中国は周辺国および発展途上国との関係の発展を重視すると表明したと考えている。劉古昌によれば、中国の外交は一貫して周辺国との関係を重視しており、「平和で安定した、平等で互いに信じあい、協力してともに勝ちを得る地区環境を共同で作り上げる」ことを目指している。それと同時に、中国はさらに発展途上国との関係の発展や、「多くの発展途上国との団結と協力を強め、発展途上国の正当な権益と共同の利益を守る」ことを重視している。
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政協報道官をつとめる趙啓正氏(左から2番目)が委員の発言に真剣に耳を傾ける |
人民中国インターネット版 2012年3月6日
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