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財政部の謝旭人部長 |
第11期全国人民代表大会第5回会議の記者会見が6日午後3時、メディア多機能ホールで行われ、中国財政部の謝旭人部長、王軍副部長、財政部弁公庁の戴柏華主任が「当面の財政政策と財政活動」について記者の質問に答えた。
CCTV:近年、民生関連の支出が財政支出の重点に置かれ、民生問題も社会で注目されているが、どのように財政資金をうまく活用し、国民により多くの利益を与えるのか。
謝旭人部長:政府は毎年の予算割当で、民生の改善に重点を置いている。ここ数年、政府の予算を見ると、教育、医療・衛生、社会保障と雇用、保障性住宅、文化、「三農(農業、農村、農民)」、生態環境の建設、社会奉仕などへの投資が大幅に増加した。
昨年の全国の人民の生活に直接かかわる教育、医療・衛生、社会保障と雇用、保障性住宅、文化などの民生関係の支出は総額3兆8108億元で、前年より30.3%増加した。農業、水利、貧困救済、公共交通、省エネ・環境保護、生態建設、社会奉仕事業などの人民の生活に密接にかかわる分野への支出は総額3兆5629億元で、全国の財政支出の3分の2を占めた。当面は民生の保障と改善を財政活動の最優先課題として、着実に取り組んでいく。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年3月6日
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