子供が仕事や勉強のために外に出たため、老人たちだけで住んでいる家庭が日増しに増え、家庭で老人を扶養することが難しくなり、さらに人口高齢化の趨勢が、老人福祉サービスに重い問題を投げかけている。全人代代表で陝西省民政庁庁長の曹莉莉は、3年連続して人口の高齢化問題に注目している。彼女は大規模な資金投入による保障に力を入れ続け、老人福祉サービスの専用経費を財政予算に組み入れるべきだと建議した。そして、優遇政策を推進して、社会の寄付や公益組織などのさまざまなルートの投資を引き寄せ、政府がリードをとり、コミュニティの老人福祉サービスメカニズムを整備し、信頼できる企業をそこに常駐させ、老人福祉サービスセンターを建設する。政府がおもに人件費をもち、コミュニティ関係者やボランティアなどがそれを補助する老人福祉サービスグループをつくり上げ、サービス種類の充実と発展をはかろうと建議している。
人民中国インターネット版 2012年3月7日
|